必要な書類を集めよう

  1. 印鑑証明を持っていないならすぐにつくる
  2. 発行から3ヶ月すぎた印鑑証明を使わないこと

株式会社の設立には発起人の取締役の印鑑証明が必要になります。会社の基本事項の決定したら印鑑証明書をそろえましょう。

 

(1)印鑑証明書を用意する

印鑑証明書とは地区町村役場に発行してもらうもので本人の実印であることを証明するものです。印鑑証明書の発行には事前に印鑑登録が必要なこと。登録する実印は8ミリ以上25ミリ以内という規定があるので注意してください。
ちなみに設立のための書類には原則としてこの登録した印鑑、すなわち実印を使用することになります。


印鑑証明書が必要なのは原則として発起人全員と取締役になる人です。株式会社の設立では作成した定款を公証役場で認証してもらう手続きがありますがその際に発起人全員の印鑑証明書が一通必要になりますので事前にそろえておく必要があります。


また法務局に登記申請する際にも取締役の印鑑証明書が必要になります。注意点は発起人と代表取締役が同一人物であっても定款と登記申請は書類の提出先が異なるため印鑑証明が一通づつ必要になることです。

 

(2)印鑑証明の注意すべきポイント

印鑑証明書は発行から3ヶ月以内のものが有効ですので設立申請をする日から逆算して3ヶ月以上前に発行された印鑑証明書は使用できず新たに発行してもらう必要があることも覚えておきましょう。


株式会社の設立手続きのために誰の印鑑証明書が何通必要なのかを確認しておきましょう。