会社のお金を管理するには

  1. 会社のお金の動きを把握しよう
  2. 自分でやることと専門家にお願いすることをわけよう

会社を設立したら資本金は会社のお金として管理しなければなりません。個人の場合とは大きく変わってきますので注意が必要です。

 

(１)日常の取引を管理する

会社を設立して経営すると必ず発生するのが取引です。取引は会社として商品を販売したり何かを購入したり、会社に関するお金の動きすべてのことです。


領収書や請求書はできる限り発行するようにし、管理をしていかなければなりません。
領収書や請求書はさまざまな管理方法がありますが大学ノートにすべてのり付けする方法やファイルノートに収録する方法など自社のやりやすい方法を選択しましょう。

 

（２）複式簿記で記帳する

このサイトにしたがって青色申告の承認申請書を税務署に提出した場合には経理を複式簿記で記録する必要があります。
複式簿記とは取引についてふたつのことを同時に記録する方法です。例えば商品を販売して入金があった場合などは単に入金があった事実だけではなくどんな理由で入金があったのかその理由も明記することになります。

 

《複式簿記の基本》
ここでは簡単に複式簿記の基本について解説します。
日常の取引を仕訳帳という取引記録に、入金、出金、振替の各取引を書き込んでいきます。そういて各伝票から勘定科目と呼ばれる経理上の分け方にそって転記し最終的に総勘定元帳にまとめます。

 

総勘定元帳から現金の動きを抜きだして記載し作成するのが現金出納帳です。この現金出納帳がもっとも重要な帳簿になります。こうした記帳を日常行い毎年会社の決算に併せて深刻することになります。具体的に記録する方法は会計ソフトを使用したりあるいは税理士に相談したりして決めていきましょう。