OCR用紙を作成しよう。

  1. パソコン、ワープロを使った正確な記載がポイント
  2. 手書きで入力する部分を忘れないようにしよう

OCR用紙は指定の書類を使わなければなりません。商号、事業目的の相談の際に法務局でもらっておいたOCR用紙を使用します。ほかの書類は原則として手書きでも構いませんがOCR用紙だけはパソコンかワープロで作成する必要があります。

 

■OCR用紙をつくろう

OCR用紙には商号、本店所在地、事業目的、役員の氏名、資本金の額などを記載します。この項目が法務局の商業登記簿に記載されることになります。


OCR用紙に薄く記されている行にあわせてきちんと印刷する必要があるのでパソコンやワープロの行設定を調整します。それさえできてしまえばさほど難しくありません。用紙上方の四角囲みは株式会社を表す〔株〕に手書きで丸をつけ〔商号〕の横に会社名を記入します。


そのとなりに〔  / 頁〕には総枚数を分母に記入し1枚目から数を順番に記入していきます。2枚になるなら1枚目に〔1/2〕、2枚目に〔2/2〕と記入します。
最後に用紙下方の申請入印、訂正印に会社代表社印で押印をします。これでOCR用紙の作成は終了です。各項目を間違えないように記入しましょう。なおコンピューター化されていない法務局では従来の登記と同一の用紙を使います。